集合ポストのダイヤル錠 開錠されない対策を!
4桁のダイヤル錠を開錠して、自転車を繰り返し盗んだ事件が報道されました。ダイヤル錠の数字は、バラバラのはずだが、「1桁目の数字を1目盛りずらすと開くことが多かった。」と供述しています。集合ポストのダイヤル錠も同じように、開錠されない対策を行うべきなのではと思わされました。
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集合ポストのダイヤル錠 開錠されない対策を!
4桁のダイヤル錠を開錠して、自転車を繰り返し盗んだとして、北海道警札幌西署が札幌市中央区の会社員を窃盗などの疑いで札幌地検に書類送検した報道がありました。
本来は鍵が開かないように、ダイヤル錠の数字はバラバラのはずだが、「1桁目の数字を1目盛りずらすと開くことが多かった」などと供述していると言います。
このニュースを聞いて「ドキッ」とした方は、多いのではありませんか。私も、集合ポストのダイヤル錠の1桁目の数字を1目盛りずらしていたのです。
普段、何気なく行っている身の覚えがある行為ですが、自転車窃盗事件が実際に起こってしまったことから、実は危険な行為であると思わされました。
オートロック内に設置されている集合ポストだから、「そんなに気を遣わなくてもよいのではないか?」と思われるかもしれませんが、ダイヤル錠を簡単な数字にするクセになってしまうのが危険なのだと思います。
報道されている自転車を繰り返し盗んだということから、「1桁目の数字を1目盛りずらす」施錠方法を行っている人が多く存在するということが分かります。
「1桁目の数字を1目盛りずらす」ことを「ちょこっと回し」と言うそうですが、「ちょこっと回し」だと、0から9までの数字を一つずつ回して試せばポストが開いてしまいます。
実際に試してみてください。通常通りポストを施錠した後で、1桁目の数字を1目盛りずらします。この時は、ポストが開かないことを確認します。次に、ずらした数字をもとに戻します。そうするとポストが開いてしまいます。
「ちょこっと回し」だとポストが開いてしまうことを認識してください。
正しい施錠方法は1回転以上回す
ボストを販売している「株式会社ナスタ」が、正しい施錠方法を動画で解説しています。58秒あたりからが「施錠方法」の動画です。
動画を見て頂けると分かりますが、「ダイヤルを右(または左)に1回転以上回すと施錠します。最後に回した方向と同じ方向に回すのがポイントです。」と解説されています。
「ちょこっと回し」ではなく、1回転以上回すことで施錠されるとのことです。
おわりに
マンションの集合ポストで、時々オープン状態となっていることを見掛けます。郵便物をポストから取り出した後、ダイヤル錠を回さずに閉めたのでしょうか。
ダイヤル錠を回したとしても「ちょこっと回し」で、施錠を行ったつもりになっていませんか。1回転以上回さないと施錠したことにはなりませんので、ご注意願います。
「ちょこっと回し」を知ってからは、ポストのダイヤル錠は、必ず1回転以上回すようになりました。時間にして、ほんの数秒足らずのことです。忘れずに回しましょう。
集合ポストのダイヤル錠 開錠されない対策を!
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